この道ひとすじ Vol.8

北島三郎 この道ひとすじ Vol.8歌詞
1.仁義

作詞:星野哲郎
作曲:中村千里

(セリフ)お控えなすって!手前 生国と
発しまするところ関東です

天に一つの陽があるように
この世に道理がなくてはならぬ
どんな立派な素ぶりより
ひとはこころだ
こころをすててどこへゆく

(セリフ)早速のお控え有難うござんす

義理で始まり仁義で終る
いっぽん道だよおいらの旅は
どうせ短い いのちなら
ぱっと燃やして
世間の隅を 照らしたい

(セリフ)お見かけ通りの若輩者です
以後よろしゅうお頼み申します

ばかとあほうの兄弟がらす
あばよで別れて行こうじゃないか
男同志で のむ酒がなぜか今夜は
ひとしお胸にしみるのさ


2.加賀の女

作詞:星野哲郎
作曲:島津伸男

君と出逢った 香林坊の
酒場に赤い 灯がともる
ああ 金沢は 金沢は
三年前と おんなじ夜が
静かに俺を 待ってる町だ

忘れられよか 天神橋の
たもとにのこる 物語り
ああ あの女も あの女も
おもいの糸の 細白糸を
かけるか遠い 都の空に

謡曲がふるふる 加賀宝生の
木洩れ陽青い 石だたみ
ああ 金沢は 金沢は
身も世もすてて あなたのために
生きると云った 君住む町よ


3.加賀かっちり


4.花と狼

作詞:奥野椰子夫
作曲:関野幾生

義理と 人情のだんだら格子
惚れてまたいだこの敷居
苦労くの字にからだを曲げて
みがく 男の 心意気

やむにやまれぬ仁義のわらじ
聞くは他国の 夜の雨
夢も浅草 鳥越ばやし
さめりゃ わびしいひとり旅

俺が荒野の 狼ならば
はやさしい 百合の花
慕いこがれてさまようたとて
浮世 夜霧がじゃまをする


5.おれの夜明け


6.盃

作詞:星野哲郎
作曲:中村千里

(セリフ)なあおまえたとえ生まれはちがっていても
おれたちは 一心同体だ
おたがいにたすけあってゆこうぜ
ハハハ…

花も実もある 男の未来
すてて誓った この盃を
受けたその日が運命じゃないか
こころ残りはないはずなのに
うしろ髪ひく(しっかりしろ)
ああ 月明り

(セリフ)長い間お世話になりました
お流れをちょうだいいたします

骨になっても 魂だけは
星と 輝け みれんの巷
俺を男と 認めてくれた
意気に感じて散りたい夜は
玉の 盃(のんでくれ)
ああ 歯にしみる

(セリフ)俺ア ばかだなァだけどよう
ばかにはばかの生き方がある

浮くも沈むも時代の浪に
のせて流した 男の生命
それじゃゆくぜとにっこり笑顔
むすび直して立つ白帯の
影にくずれる(わらってくれ)
ああ 百合の花


7.夢恋酒


8.兄弟(With松前弘子)


9.俺がやらなきゃ誰がやる


10.さすらい者


11.伊豆の女


12.デンカラ節


13.ふるさと北国

作詞:藤のぼる・南沢純三
作曲:中村千里

三年たてば 三つだけ
あの娘も大人に なったはず
遠い十和田の みずうみよりも
澄んだ瞳が 待ってるだろな
ああ ふるさと
ふるさとへいつ帰る あてもない

ひびわれ指で にぎりめし
にぎってくれたね おふくろさん
くにを出た夜は 竿灯まつり
涙しょっぱく またよみがえる
ああ ふるさと
ふるさとでうまい酒 のみたいな

つめたい風にゃ なれてるが
それでも身にしむ 風ばかり
夢でゆうべも 見たなまはげに
えらくなれよと 肩なでられた
ああ ふるさと
ふるさとはなつかしい 北の空


14.誠


15.やってこな


16.花の宴


17.帰るなよ